イノフェス2017

イノフェス2017 に、攻殻機動隊 REALIZE PROJECT から生まれた発明ふたつ『Cyber Protection Suit』と『BionicScope』!新たなプロダクトデザインを発表、出展しました!筑波大 エンパワーメント情報学プログラムと弊社の共同研究として、研究所【cgl Imagineering】。コモンズは、2020年、その先の攻殻機動隊に描かれたテクノロジーの世界の実現!社会実装目指した産学連携!加速させて参ります。

攻殻機動隊 REALIZE PROJECT から 筑波大学内エンパワースタジオ内に研究所開設

株式会社コモンズ(代表取締役 武藤博昭)・攻殻機動隊 REALIZE PROJECT 事務局(統括顧問/事務総長)は、日本を代表する企業、大学の研究開発者、そして製作委員会と産学が一体となり、「攻殻機動隊」に描かれている数々の近未来テクノロジーの実現可能性を追求するプロジェクトを展開しております。
この度、 2017年3月25日(土)に東京ビックサイト で行われた「Anime Japan 2017」 内セミナーステージにおいて、以下のようにプロジェクトについて発表いたしました。

攻殻機動隊 REALIZE PROJECT から、
筑波大内に「ラボ(研究所)」開設へ!


空圧式人工筋肉 身体防御スーツ ※2
Cyber Protection Suit

視覚機能拡張
インターフェースシステム
Bionic Scope ※3

攻殻機動隊 REALIZE PROJECTは、2015年度、攻殻ハッカソン・攻殻コンテストを東京・神戸・福岡で開催いたしました。この度、攻殻ハッカソン2015 グランプリチームを輩出した、筑波大学 エンパワーメント情報学プログラム※4(プログラムリーダー 岩田洋夫 筑波大教授)と株式会社コモンズとの間に、共同研究契約を締結、研究開発の拠点として同大エンパワースタジオ内に、cgl Imagineering※5 「ラボ(研究所)」を3月より開設いたしました。今回の共同研究契約により、コモンズは攻殻機動隊などSF作品に描かれたテクノロジーを実現するために「テクノロジー × エンタテインメント」として「プロトタイピングと体験デザイン」二つの社会実装を目指し共同研究と事業を進めていきます。デザイン・ファースト「メカデザイン」「CG」「造形」などクリエーティブとマーケティングを融合し、プロトタイピングをさらに進化、実用化を目指し事業支援します。同時に、コモンズとして筑波大エンパワーメント情報学プログラムなど先端テクノロジーを展示会や舞台などの体験型エンタテインメントと融合、イベントやスペース「体験デザイン」開発を進めて参ります。

※1:「攻殻機動隊 REALIZE PROJECT」とは、「攻殻機動隊」原作発表から25周年を機に立ち上がった、日本を代表する企業、大学の研究開発者そして製作委員会と産学が一体となり、日本を代表するSF作品「攻殻機動隊」に描かれている、「電脳」「義体」ほか数々の近未来テクノロジーの実現可能性を追求するプロジェクト。
http://www.realize-project.jp

※2:空圧式人工筋肉 身体防御スーツ「Cyber Protection Suit」
人工筋肉が持つ剛性と弾性により身体を強化し、あらゆる衝撃から身体を防御することを目的とした新しい装着型防御システム。本システムは装着者の防御意思に基づき随意的な制御をおこなっており、非防御時の機動力を低下させることなく防御機能を拡張することが可能。人工筋肉に強化繊維などを用いることで斬撃や銃撃に対する防御への技術応用にも期待。

※3:視覚機能拡張 インターフェースシステム「Bionic Scope」
人間の生体情報を利用して中心視野領域を直感的にズームするといった常人の視力の領域を遥かに超えた視覚を体験可能な「視覚機能拡張インターフェース」。装着者の目を凝らす、奥歯を噛むなど動作で発生する生体電位信号を検出、ズームイン・ズームアウトなど機器操作をハンズフリーで可能としたシステム。

※4: エンパワーメント情報学プログラムとは、博士課程教育リーディングプログラムとして、平成25年度に文部科学省により新規採択。「人の機能を補完し、人とともに協調し、人の機能を拡張する情報学」として、新たに創設。これからの人類社会にとって、「安全性」「利便性」「心の豊かさ」の向上といった様々な観点から、人の生活の質を向上させる工学システムを創出できる人材の育成を目指しています。エンパワーメント情報学は、キャリアパスとしての出口を見据え、人の機能の『補完』『協調』『拡張』といった 3本柱によって構成。これらの3本柱は筑波大学の強みであり、産業界にもつながる我が国の重要課題です。
http://www.emp.tsukuba.ac.jp

*4:cglとは、Co-creative Global Laboratory の頭文字からの略称呼称。
Imagineeringは、Imagination+Engineeringの造語。